原付免許取得の流れ
原付の免許取得の流れ
原付の免許取得の流れはどのようになっているのでしょうか。まず免許を取得するための条件からみてみましょう。原付免許を取得できる年齢は、満16歳以上です。身体的な条件としては、両眼での視力が0.5以上(裸眼でなくても可)であることというものがあります。しかしこれに関しては、もしも片眼の視力がない方が免許を取得したい場合には、片眼で0.5以上の視力があり、左右の視野が150度以上あれば可となっています。
原付の免許取得には、状況的な条件もあります。免許を取得することができない方としては、免許停止や免許取消しなどの措置を受けている期間内にある方が挙げられています。条件付で取得することができる場合もあります。免許の拒否や自動車などを半年以上に渡って運転することを禁止される処分を受けた方、あるいは免許取消し処分を受けている方は、原付免許の取得試験を受ける日から遡って1年以内に、そうした処分を受けた方を対象とした講習(取消処分者講習)を受講していることが必須となっています。
原付の免許取得試験を受ける場所は、居住地(住民票をおいているところ)を管轄する地域にある運転免許試験場です。試験の実施日は、平日に設定されていることが主です。試験を受ける時に必要になる書類は、試験場に備え付けの運転免許申請書、住民票(本籍地が記載されているもの)の写し、半年以内に撮影した写真が1枚です。受験する時点で他の免許を持っている場合には、その免許証も必要になります。
原付の免許取得試験の当日の流れは地域によって若干異なりますが、大まかな流れは以下のようなものです。まず、受付で申請書を受取り必要事項を記載し、写真と収入印紙を貼ります。次に視力、聴力などの適性検査を受け、問題なければ受験票を受け取り学科試験を受けます。合格点を取得して試験に受かったら、所定の印紙を貼って写真撮影をし、3時間程度の講習を受け、修了したら即日免許証が交付されます。