原付バイクのバッテリーが上がった場合
原付のバッテリーが上がった場合
原付のバッテリーに関することは、原付を購入し、いよいよ原付ライフの始まりという時に、いくつか注意しておきたい事の中でも最重要項目といえます。車やバイクといった乗り物をこれまで使用していなかった人は、バッテリーと言われてもあまりピンとこないかもしれません。というのも、車やバイクはエンジンとガソリンで走るものだという認識が強いからです。バッテリーというと、電気機械を動かす為の動力となる装置という印象ですよね。そういったものが車やバイクについている事自体、あまり知識としてないという方も結構おられるようです。
車やバイクには、バッテリーが搭載されています。当然原付も例外ではありません。バッテリーというのは、蓄電池の事です。電力を出す事もでき、ためる事もできます。その為、乾電池のように使い捨てではなく、補充すれば何度でも使える電池なのです。と、ここまでは携帯電話などで使われているバッテリーと同じですね。では、実際原付のバッテリーはどのようなところでその電力を使用しているのでしょうか。答えは、ランプやライトです。夜間走る時やトンネル内で点けるライト、ハザードランプ、ブレーキランプ、方向指示器など、車は様々なケースで光を放ちます。その際に使用しているのが電気であり、その電気を出力しているのがバッテリーです。
原付のバッテリーが非常に重要なのは明らかですよね。ただ、原付のバッテリーが故障した場合、問題はライトが点かなくなる事にとどまりません。車体自体が動かなくなる事も珍しくないのです。その代表的な状態が、バッテリーが上がった場合です。バッテリーが上がるというのは、電気使用量が充電量を越え、電気使用が不可能な状態を指します。この状態になると、原付はエンジンがかかりません。つまり発車すらできなくなります。バッテリー自体もかなり傷付きます。よって、その状態になると、高確率でバイク屋さんに頼んでバッテリーを取り替えてもらうなどの対処をしなくてはなりません。
原付のバッテリー上がりは、色々原因があります。バッテリーの寿命というケースも多いですが、一番多いのは、ライトの消し忘れです。原付のサイトを消し忘れたままエンジンを切って、そのまま放置していると、すぐにバッテリーが上がります。気をつけなくてはならない所です。