原付を改造するメリットとデメリット
原付を改造するにはどのようなメリットがあり、反対にどのようなデメリットがあるのでしょうか。若い世代の人たちが乗っている原付を見ると、思い思いにカスタマイズしてあるのを見かけることが多く、あんな風にカッコよくしたいと思う方も多いのではないでしょうか。
原付を改造すると、元々の最高スピードの60km/hを越えるスピードを出すことができます。カスタマイズの理由に、外見を変えて目立たせるのではなく、自分が思うように走ってくれるようにするためということを挙げる方がいますが、これは一理あるでしょう。横着で周囲に迷惑をかけるような改造はもってのほかですが、車線変更や周りを走る車やバイクとの流れに合わせられるようにするために原付を改造するというのは、ある意味アリといえるでしょう。
反対に原付を改造することによってデメリットとなる点はどんなことかというと、耐久性の問題が一番でしょう。原付をカスタマイズすると元々の状態のままで乗るよりも耐久性が落ちるので早く寿命がくることになります。それに燃費も落ちます。はじめからカスタマイズするつもりで原付を買うのであれば、125ccクラスの「原付二種」と呼ばれるものを探した方が良いかもしれません。
しかしそうはいっても予算的な都合や免許の問題もあり、50ccの原付を改造したいという方も多いかもしれませんね。燃費を悪くしない程度に軽くカスタマイズするのであれば、2サイクルエンジンの場合には、駆動系を交換するなどしてリミッター(60km/hを越えないようにするために付いているパーツ)をカットし、CDI(エンジンの出力を上げるためのパーツ)を交換すれば5km/hくらいはアップします。
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